ANSWERS アンサーズ
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アンサーズは電話で本格的な恋愛相談ができるサービスです。

 2018-08-02

【アンサーズインタビューvol,4】宮永 果苗〜鏡に映る自分が見える、心のバリアの外し方〜

アンサーズコラム編集部です。
皆さんにアンサーズとはどんな人たちで、どんな経験をしてきているのか知っていただくため、インタビュー企画をお届けしています。

今回取材を行ったのは…
会話をすると、思わずこちらまで頬が緩んでしまうような温かい空気を作るのが得意なカウンセラー、宮永さん。母のような包容力を持つ傍ら、時々見せるあっけらかんとした一面が彼女のたくましさ、険しい道程も乗り越えてきた強さを感じさせます。
インタビューを通して見える彼女のこれまでの人生やカウンセリング法から、その人間性に迫りたいと思います。

人に言えない恋愛に苦しんだ過去

インタビュアー(以下、イ):はじめに、宮永さんがカウンセラーになったきっかけから教えていただけますか。

宮永:はい。キッカケは大きく2つあります。
1つは、私が恋愛に過剰に依存するタイプだったこと。傍から見たら「絶対にやめたほうがいい」と言われるような恋愛関係だったにもかかわらず、相手への依存から抜け出せなくなってしまった経験があります。それは期間が長く、辛かった。そのとき、苦しくて苦しくて仕方がないのに、人に相談できず、話せる人はいませんでした。
不倫だったケースもあり、依存もそうですが自分では抜け出せず時間が掛かります。人は、そのような明らかに良くない関係だとわかっている恋愛相談など聞いたところで「目を覚ませ」と言うでしょう。でも、いくら「ダメ男」だと言われても、好きだし依存してしまっているし、そんなのわからないんですよ。終いには相談した友人から「そんな人と付き合っているのならあなたとの縁を切る」とまで言われ、誰にも助けを求められない悪循環でした。
そういう時に、寄り添って話を聞いてくれる存在が私自身欲しかった。
乗り越えてきた経験から、同じ様な想いをしている人をサポートしたいというのがこの仕事を始めた理由の1つです。

もう1つは、長年勤めていた人材派遣の仕事が関係しています。
私は企業に人を派遣する側の人間で、月に150人もの人材を派遣し、その人達の管理を任されていました。そこで本当に色んなタイプの人を見てきて、中には話をしてもきちんと向き合えない人もいました。こちらから心配しても「あー、大丈夫です!」としか答えず、ピシャリと遮断されてしまうような。そういう方は突然連絡が付かなくなるパターンが多く、その度に「私の対応は合っていたのだろうか」とずっと考えていました。
そんな経緯で産業カウンセラーの勉強をし始めたのです。

鏡に映った自分が見える

イ:月に150人を企業に送り出すとは、面談数の目まぐるしさが伺えます。
仕事も恋愛も経験豊富な宮永さんですが、カウンセリングで大事にしていることはありますか?

宮永:それは徹底して傾聴することです。
私は「来談者中心療法」というカウンセリング方法を取り入れていて、それはとにかく相手の話に耳を傾けること。私の中にしっかり自分というものは確立させておきながら、とことん寄り添って相手の鏡となり、その人と同じ感情になります。
恋愛で悩みを抱えているときには、どうしても目先のことでいっぱいいっぱいになりやすく、もうどうしたらいいかわからない!と視野が狭くなりがちです。
まず話をきちんと受け入れる。特に感情に関する言葉、「つらい」とか、「苦しい」、「わけがわからない」といった言葉に寄り添う。電話相談の中でもここはゆっくり時間をかけます。
私が相談者さんと同じ感情になると、もう1人の自分を見ているようになってきます。すると、だんだんと自分のことを客観視できるようになり、誰にも言えず固く閉じ込めていた心が少しずつ開いてきて、素直な気持ちを話せるようになるんです。
答えは必ずご自身の中にあるものだと私は思っているので、その鍵を一緒に探して、引き出してあげる役割ですね。

私は日頃から等身大でいることを心掛けていて、自分が自分と一致しているって、すごく大切なことなんです。自分を偽ってしまうというか、上辺で話しているなというのは誰にでもよくあることですがすぐにわかる。不倫も、例えば好きな人が2人いても、それでいい。本当の自分はもっとだらしなくても、相手にひどいことを言ってしまうことがあっても、どんな自分も受け入れる。そうすると見落としていたことも見えるようになります。

カウンセラーとしての学び

イ:相談者さんへの理解を深めるために、日頃から心掛けていることなどがあれば教えてください。

宮永:カウンセラーとしての技術を高めるためにやっていることですが、他人の会話を聞いて、自分なりに考えを導き出すというトレーニングはよくやっています。
1人でカフェに行って、隣の人の会話を盗み聞きするとか。(笑)
感覚というのは十人十色ですから、色んな意見があって当然ですよね。なので相手を理解するためには自分のそういった感性も常に磨いておかなければいけない。
それを人の何気ない会話から、「なるほど、そういう考え方もあるのね」とか、「私だったらこうアドバイスするな」とか、自分で考えてみて感覚を養うことはよくやります。
だからカフェに行っても人の話ばかり聞いてるから、手元に本を持ってる本は1ページも進まないんですけどね。(笑)

イ:ありがとうございました。
最後に、この記事を読んでくださっている方にメッセージをお願いします。

宮永:言葉で話すと、それは心から放れ客観的に見えるようになります。
私は人に相談できずに恋愛で苦しい思いをしてきましたが、今は簡単に相談できる時代。1人で抱え込むよりも、経験者である私たちに電話をしてもらう方が気持の整理は早くできると思いますので、苦しい時には構えずにご連絡ください。

担当インタビュアーより

宮永さんの「等身大」の姿にはとても好感が持てました。
普段の日常では外向きの自分がいるし、気を張っている部分が少なからずあります。彼女と話していると、「あ、弱音も口に出して良いのかも」というバリアが徐々に溶けていくような感覚がありました。強がってしまうことの多い毎日に疲れたら、ぜひ電話をしてみてください。