【成功事例】別れた彼女と復縁したい 後編

• 復縁のトリセツ

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こんにちは、恋愛相談専門のアンサーズです。
今日は、先日お伝えした復縁工作の話の続きを公開致します。
※ご本人の許可をいただいております。個人情報に関わる内容を一部変更しております。
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前編の最後で、B子さんの人となりが分かり、実際にB子さんがAさんを見かけて一体どのような反応をするのか、それを探るために偶然を装ってB子さんとAさんを会わせることにしました。

「あっ・・・」
女性工作員と仲良く話しながらショッピングモールを歩いていると、B子さんの歩みが止まりました。
「どうかしたの?」
「や、なんでもないんだけど、ちょっと・・・ね」
女性工作員が話しかけると、B子さんは言葉を濁します。
「えー、気になるじゃん、誰か知り合いがいたとか?」
あくまで軽い感じに聞いて、B子さんの反応を見ます。
「前に付き合ってた彼氏を見かけちゃって・・・」
B子さんは押しに弱いタイプだということがこれまでの付き合いで分かっていたので、こうしてB子さんからAさんと付き合っていたことを聞き出せました。

このあと、B子さんと女性工作員は普通にショッピングを楽しみ、後日改めて
女性工作員側からAさんと付き合っていた時の話を聞き出しました。

すると、B子さんは今でもAさんのことを全く嫌ってはいないことがわかったのです。
B子さんはAさんが自分に合わせてくれていたと感じていて、趣味の買い物にも嫌な顔せず付き合ってくれたと楽しそうに話していました。
ですから1年前にAさんに一方的に振られてとても辛かったそうです。

元々B子さんはあまり友人も多くなく、人と話すこと自体がそこまで得意ではないようで、一度別れを告げてきたAさんに対して、嫌悪感というより恐怖を抱いている節があるようです。Aさんに嫌われていると思っていたのでAさんからの電話にも上手く応えられなかったと。

「そうですか・・・」
この話をAさんに伝えると、ため息まじりにそう呟かれました。
「元々、別れ話を切り出したのは僕です、その僕の都合でもう一度付き合いたいと思っているんですから信用されるように頑張ってみたいと思います」
Aさんの問題点は前回記事であったように、他人に積極的に興味を持つタイプではないということ。そこで、Aさん側から積極的に人に興味をもち、質問ができるよう、カウンセリングを通じて意識改革を行いました。

そして、B子さん側には、Aさんが以前と変わっている点を伝えるために、共通の友人を通じて時折会話にAさんの話題を入れてもらうことにしました。
AさんがB子さんの趣味であるアミューズメント施設に友人と行っていた、と言ったような、B子さんから見て好印象に見える出来事を一つ二つと積み重ねていったのです。

女性工作員がAさんのことを聞いてもB子さんがすんなり応えてくれるようになったころ、Aさん、B子さんを含んだ共通の友人たちでテーマパークへと遊びに行く計画が立ち上がりました。もちろんこれは共通の知人に頼んで企画してもらったものです。

こうして、二人は別れてから初めてまともに会話をすることになりました。

「久しぶり、元気だった?」
Aさんは付き合っていた時とは違い、B子さんに積極的に話しかけました。
「うん、まぁね・・・」
B子さんは最初は余所余所しさが抜けなかったものの、B子さんが食いつきやすい話題を振ったところ少しずつ会話が生まれはじめました。
その日以降、AさんはB子さんと連絡を取り始めることに成功したのです。

それでもB子さんの恐怖心は変わらず、頻繁に連絡が返ってくるとはいいがたい状態でした。
しかし、AさんはB子さんが興味ありそうな話題を見つけては何度も連絡をしました。

しばらくたった頃、女性工作員やその他の友人と話すときに、B子さんは少しずつAさんの話題を自分から話すようになっていきました。

ようやくB子さんの心の中にあった、「Aに嫌われているのかも・・・」と言う
思いがなくなってきた頃、また共通の友人も含めて、AさんとB子さんが出かける機会がやってきました。
B子さんの誕生日が近い、ということもあり、サプライズでプレゼントを送って、B子さんを喜ばせようという狙いです。

そこで、二人きりになったタイミングを見計らって、AさんはB子さんに話しかけプレゼントを送りました。

「もうすぐ誕生日だよね、ちょっと早いかもしれないけど、おめでとう」
そう言って渡されたサプライズの誕生日プレゼントを見て、B子さんは笑顔を浮かべて「ありがとう!」と返しました。

そして思い切って「俺とまた付き合ってくれないかな?」というAさんに対して

「うん・・・こちらこそよろしく」

とB子さんが返し、めでたく二人は復縁しました。

全ての工作がうまく行き、1年の期間を経て再度結ばれた二人。
その後も幸せにお付き合いされているとのことです。

Aさんは以前と違い、B子さんとの関係に退屈さを感じることなく、
日々色々な場所に遊びに行く、幸せなカップルになりました。