“AIは寄り添うけど、間違う。”アンサーズトップカウンセラー水沢が語るAIとの恋愛相談での向き合い方。
2026/06/08
アンサーズ・トップカウンセラー水沢さんが語る、「本当に必要な答え」
恋愛相談の形が、大きく変わろうとしている。
最近ではAIチャットや匿名掲示板、SNS相談など、“誰かに悩みを打ち明ける場所”は以前よりずっと増えた。
そんな時代の中で、長年、多くの恋愛相談に向き合ってきた「アンサーズ」は、なぜ今も支持され続けているのか。
今回話を聞いたのは、数多くの相談者と向き合ってきたトップカウンセラー・水沢さん。
AI時代だからこそ感じる“人が相談に乗る意味”について、率直に語ってもらった。
「恋愛の正解」は、気持ちよさだけでは導けない
―― 最近はAIによる恋愛相談サービスも増えています。どう感じていますか?
水沢さん:
AIって本当に便利ですよね。
ちょっとした不安を整理したり、自分の気持ちを吐き出したりする場所としては、すごく優秀だと思います。
実際、検索よりAIに聞く人も増えていますし、“誰にも言えないことを気軽に話せる存在”として広がっている感覚はあります。
ただ、恋愛相談に関しては、やっぱり人が介在する意味って大きいと思うんです。
特に不倫や複雑な恋愛って、「気持ちに寄り添う」だけでは解決しないことが多いんですよね。
たとえば相談者さんが、
「今すぐLINEしたい」
「気持ちを伝えたい」
と思っていたとしても、本当にそれをしていい状況なのかは別問題です。
AIは基本的に否定をしません。
だから、“送りたい気持ち”を前提に、
「こう送れば重くならないですよ」
という方向に進みやすい。
でも実際には、
「今それをしたら関係が壊れる」
「むしろ待った方がいい」
というケースも少なくないんです。
恋愛って、一度の行動で大きく状況が変わってしまうことがありますから。
「肯定」よりも、“現実を見ること”が必要な時がある
―― アンサーズでは、相談時に大切にしていることはありますか?
水沢さん:
「ただ肯定するだけで終わらないこと」ですね。
もちろん、相談者さんの気持ちを否定したいわけではありません。
でも、本当にその人の未来を考えるなら、耳触りのいい言葉だけを並べるのは違うと思っています。
恋愛相談って、どうしても
「大丈夫って言ってほしい」
「背中を押してほしい」
という気持ちで来られる方も多いんです。
でも、時には
「今は動かない方がいい」
「その考え方は危険かもしれない」
と伝えなければいけない場面もある。
そこを曖昧にしてしまうと、結局あとで相談者さん自身が苦しくなってしまうんですよね。
だからアンサーズでは、“気持ちよく終わる相談”より、“ちゃんと答えを出す相談”を大切にしています。
「人だからこそ見える違和感」がある
―― AIでは難しい、人ならではの部分はどこだと思いますか?
水沢さん:
すごく細かい部分なんですけど、“言葉になっていない違和感”ですね。
たとえば、
「彼は優しいんです」
と言いながら、話し方にはずっと不安が滲んでいたり。
逆に、
「もうダメかもしれません」
と言っていても、本心ではまだ相手を信じたがっていたり。
恋愛相談って、言葉そのものより、“言葉の奥”を見ることがすごく大事なんです。
その人が本当は何を怖がっているのか。
何を期待しているのか。
どこで無理をしているのか。
そういう部分は、長く人と向き合ってきた経験の中で感じ取ることが多いですね。
恋愛相談は、「正論」だけでも救えない
水沢さんは、恋愛相談には“正解を伝えるだけでは足りない難しさ”があると話す。
水沢さん:
恋愛って、正論だけでは人は動けないんですよ。
「やめた方がいい」と分かっていても、気持ちが追いつかないことってあるじゃないですか。
だからこそ、
ただ分析するだけでも、
ただ共感するだけでも足りない。
相手の感情を理解しながら、でも必要な時にはちゃんと現実も伝える。
そのバランスがすごく大事だと思っています。
「誰にも言えない」を、一人にしないために
不倫や複雑な恋愛は、友人や家族にも相談できず、一人で抱え込んでしまう人も多い。
だからこそ、“安心して本音を話せる場所”の存在は、今後ますます重要になるのかもしれない。
最後に、水沢さんはこう話してくれた。
「恋愛って、誰かに話せるだけで整理できることもあるんです。
でも、ただ話を聞いてもらうだけじゃなくて、
“自分では見えていなかった部分”に気づけることもすごく大きい。
アンサーズが、そういう場所であり続けられたらいいなと思っています。」
